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賃貸住宅の契約

 

賃貸住宅を借りる時の契約に必要な書類手続きの流れについて、まとめました。

 

 

何も用意がなくても、契約自体はできる

 

賃貸住宅を借りる時は、まずは見るだけのつもりで内見に行って契約まで行ってしまうケースも珍しくありません。
契約書へのサインや拇印等で仮契約をして、後日不動産会社の指示に従って契約や支払いをする事ができます。
契約をするつもりで、不動産会社に行く時も、特に必要な書類を全て揃えておく必要はありません。
できれば、最低限次の物を持っていくとよいでしょう。

 

  • 身分証(免許証など)
  • 認印
  • 手付金(1万円が相場)
  • 勤務先の情報が分かるもの

 

 

保証会社の審査が必要

賃貸契約を結ぶ時は、保証会社の利用を求められる事が多いです。
保証会社は、主に信販会社(オリコやジャックスなど)で、家賃を払えなくなってしまった時の保証をします。
利用には審査が必要で、原則保証人を立てる必要があります。
1人暮らしを検討する時は、事前に親などに相談して保証人への同意を得ておくとよいでしょう。
審査は、収入面やローンなどの借入状況などを考慮して行われます。
ローンの返済遅延や、収入が安定していない場合は審査に落ちてしまう事もあります。

 

 

賃貸契約の必要書類

 

賃貸契約は大家さんや、仲介の不動産会社によって違います。詳しくは契約する不動産会社の指示に従って対応しましょう。
一般的な賃貸契約の必要書類は次のものがあります。

 

住民票、印鑑証明

発行から3ヶ月以内のものが必要です。
保証会社の申込用紙は印鑑証明を登録している実印が必要になります。
また、保証人の実印の捺印、印鑑証明の提出も求められます。

 

 

印鑑

賃貸契約をする時は、契約書、保証会社の申込書、自動引き落とし、不動産会社が独自に用意した書類など様々な手続きが必要です。
認印・実印・口座届出印を用意して、書類ごとに指示された印鑑で捺印をしていきます。

 

 

収入証明書

保証会社の審査によっては、収入証明書の提出を求められる事があります。
会社員の場合は源泉徴収票、アルバイトや自営業の場合は確定申告の書類を用意しておきましょう。

 

 

通帳のコピー

家賃は原則、口座引き落としになります。
物件によっては大家や不動産会社に毎月現金払いをする事を認めている場合もあります。
引き落とし口座の通帳のコピー、もしくは原本を用意しておきましょう。

 

 

身分証明書

免許証や健康保険証など、何かしらの身分証明書を用意しておきます。
コピーの提出を求められる場合もあります。

 

 

初期費用は原則、口座振込

 

賃貸物件を借りると、敷金、礼金、仲介手数料、直近の家賃、火災保険、その他ルームクリーニングや鍵交換などのオプション費用が発生します。
こうした初期費用は、数十万円単位になる事が多く、現金ではなくまとめて口座振込を指示される事がほとんどです。
案内用紙を渡されるので、指示に従って速やかに支払いましょう。

 

契約時に不動産会社から指示がない限り、まとまった現金を持っていく必要はありません。