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引っ越しで起こりうるトラブル

一人暮らしをするなら、どうしても引っ越しという工程が必要になります。
家具や家電、日用品などはもちろん、愛着のあるものも多いでしょう。
そうしたものを新居へ運ぶには引っ越し業者を頼るのが一番です。

 

しかし、場合によっては引っ越し業者とトラブルに発展するケースもあります。
予期せぬトラブルは心身ともに疲れてしまいますし、新しい生活が出鼻からくじかれるようなものです。

 

絶対にトラブルが発生しないようにするのは不可能なので、せめて起こりうるトラブルを把握しておきましょう。
想定外のトラブルよりも、想定内のトラブルにする方が賢いやり方なのです。

 

見積書よりも高い金額を請求される

見積もり書よりも高額な請求をされる女性

引っ越し業者で多いのが、この見積書よりも高い金額を請求されるトラブルです。
特に若い女性が被害に合いやすく、支払いを拒めないようにプレッシャーをかけられるケースが確認されています。

 

まず、見積書よりも高い金額を払う必要はありません。
事前に両者の合意がなければ請求金額を吊り上げるのは違法だと断言出来ます。
高速道路を使用した、想定よりも荷物が多かった、梱包費用が発生した…。
どのような理由であっても事前の説明と合意が無ければ金額を上げてはいけないのです。

 

見積書よりも高い金額を要求されたら、きっぱりと断れるように心の準備をしておきましょう。

 

荷物を破損させられた

パソコンのディスプレイが割れたり、家具に大きな傷が付いたり…。

 

荷物の破損も引っ越しで多いトラブルになります。
緩衝材やダンボールに梱包していても、運悪く破損してしまうことはあるでしょう。

 

ですが、だからと言って泣き寝入りしてはいけません。
保険に入っていないと保証されないという話もありますが、破損の事実を伝えて弁償を要求しましょう。
全額は無理でも買い替えや謝罪金が支払われるケースはあります。

 

確実に破損したことを証明出来るように、梱包前に写真を撮っておくのも重要です。
状況によっては元から破損していたのか、引っ越し中に破損したのか分からず水掛け論になる恐れもあるのです。

 

業者の態度が悪い

最安値の引っ越し業者へ依頼すると、業者の態度が悪くてトラブルになることもあります。
荷物を乱暴に運んだり、文句を言いながら作業したり、不快な気持ちになるかもしれません。

 

時には業者の人間とケンカに発展して警察沙汰になった事例も確認されています。
こうした業者の態度でトラブルにならないように、値段だけで引っ越し業者を選ばないのも重要です。
多少金額が高くても信頼できる引っ越し業者を選ぶようにするとトラブル回避に繋がります。

 

引っ越しのトラブルを事前に想定しておき、どのような対処をするかシミュレーションしておきましょう。
そうすれば冷静に対応が出来るのでトラブルを最小限の被害で乗り越えることが出来るはずです。